18歳からモテ期到来!!肉食女子りょう

全くモテなかった女にありえないぐらいのモテ期が到来した話

竜馬 20歳との恋波乱の幕開け

今日から俺は!」ばりに新しい自分になろうとしていた矢先に、大失恋!

いとこと彼氏を両方失うことを経験したあたし。

 

あーこういうのドラマによくあるあるパターン!と思っている人もいるとは思うが

これは全て実話で成り立っています。

 

とりあえず、竜馬に連絡しなきゃ、慰めてもらおう!竜馬は、ゆきこに紹介してもらった男友達の1人。うーんそうだな。

千田君の訛り度が75だとしたら、竜馬は85ぐらいかな。

ちなみにゆうまくんの訛り度は

90ね。なのでかなり訛っている。

しかも竜馬もかなりのケロケロ王国のカエルのよう笑

 

だけど、顔はイケメン!勝地涼に似ていて

 

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引用:勝地涼 FOSTER(https://www.web-foster.com/artists/katsuji-ryo/)

まさにドラマ『SUMMER NUDE』の

矢井野君みたいな感じ!陽気な楽天家、そのもの。

車も持っていて、仕事は車の整備士さん。

千田くんはニッカポッカだったけど

竜馬は整備士さん。

 

結構、職人が多いんだよね。ゆきこの男友達。

だって、ゆきこは定時制の工業高校を中退してるから電子系、電気系、機械系、建築系などの職業に就いている男子が多い。

ちなみに女子が少数なのでかなりモテてた。それでなくてもゆきこは新木優子に似た美人だからね。ハンパないモテ方をしてたらしい。

 

前置きはこのぐらいにしよう。でも

竜馬に連絡するのも、会うのも紹介してもらった時以来なんだよね。

 

そもそも、あたしのこと覚えてるかすら疑問なわけだけど。

まぁ、たまに「元気ー?今度飯でも食いに行ってけろ」みたいな連絡は来ていたから。

社交辞令みたいなやりとりね笑

 

だけど、この社交辞令がマジ誘いに成り上がる時が来たわけだから。まぁ、連絡してみるしかないっしょ!

 

2コールで竜馬は電話に出た!

 

はやっ!はやすぎん?もしかしてあたしだって思ったから嬉しくて電話早く取った?

んなわけないか笑な〜んて思いながら

 

「竜馬!あたし!りょうだよ!」

竜馬「あっ、連絡くれたんだねーありがとな。すんげ嬉しかった」

「あのね、今日暇?」

竜馬「あっ、……うん!暇!暇!もちのろん!暇してたさー」

 

あれ?今、少し間があったよね?その間はなに?あー竜馬もしやドタキャン野郎ですか?

 

先に約束があっても、人によって平気でドタキャンして、自分が行きたい方、楽しめる方を優先してしまうタイプの人間なのか?

もしそうなら、仮に竜馬が彼氏になった場合

あたしもそういう扱いをうける可能性があるってことだよね?

 

結構、ここ重要で、付き合う前の行動はちゃんと把握しておくべきだとあたしは思う。自分が付き合った時も同じことをされるかも?ってことを肝に銘じてから、お付き合いした方がいいつてことだとあたしは常々思っている。

 

なんて考えてしまったあたしだが、、、

 

「今日の夜ご飯一緒に行かない?」

竜馬「行くっけや!せば、何時に待ち合わせすっぺ?」

 

ぺ??おまえはペ・ヨンジュンか!いや

 

カトチャンぺ!かと突っ込み入れたくなったけど笑

この地域、方言ありすぎてようわからんわぁーと思いながら

 

「あ、うん、仕事が19時に終わるから19時30分とかどうかな?」

竜馬「せば19時30分に……」

 

とりあえず、竜馬との初デートが決まったわけだが、ちょっと心配事がある。

それは、

また会ったときに絶対に、顔は勝地涼に似てイケメンなのになんで、どこぞのおっさんみたいに訛ってるんだろう?って心で思いながら

 

顔をマジマジ見てしまうこと。

これするとみんな「こいつ!俺のこと好きなんだろうな」と勘違いするっぽい。のだけど笑

 

いやいや、心の中ではまったく真逆のこと思ってますよー。

なんて考えながら

あたしはクレープをひたすら焼いていた。

 

クレープって働いてから学んだんだけど

生クリーム入れる時『7』って書いてたんだよね。ここの店舗だけなのかな?他のクレープ店で働いたことないからあれだけど、、、

 

ソフトクリームもコーンに入れるときもかなりコツがあって、クルクルクルってやって

クルクルクルがキレイじゃなきゃいけないのは前提だけど!

最後にあの跳ねさせるところがポイント!なんだよね。あのう○ちの先っぽみたいなところね笑

 

あれが上手くできるか、できないかで

見栄えがかなり変わるらしいので、今度、飲食店でセルフでソフトクリーム盛れるところあったらみんな試してみることをおすすめする。

 

仕事を終えて竜馬が迎えにきた。車は某人気車。あたしを見つけたのか

ラクションが鳴った。ヤンキーホーンなんて恥ずかしい笑と思いながら、なんかこういうのいい〜憧れていたシチュエーションだ!って

どこかパリピなあたしがいる。

 

窓がウィーンって開いて

 

「やぁ!」と手を上げる竜馬。

グラサン姿の竜馬がめちゃくそかっこいい!

えっ?勝地涼にそっくりじゃん!ドキドキするぅーめっちゃドキドキするぅーこれ、今日お持ち帰りされてもいいかもーーと思った瞬間!

 

「どこさ食べに行くべ?」

 

ガーーーーーーーーーーーーーーン

 

『どこさ食べに行くべ?』

何でそこで訛ってしまうの?そこで訛らないでほしかった!

あ〜お願いだから数秒前のあたしのドキドキとトキメキ返して!くれーっと叫びたかったよね。

 

あんた!カールおじさんなのか?なに?その言葉。本当に勘弁して!

そんな言葉、イケメンの口から発する言葉じゃないだろうが!!と思いながら

 

あたしは

 

せかちゅうの名シーン

森山未來の『助けてくださーい!助けてくださーい!』ばりに

『訛らないでくださーい!お願いだから訛らないでくださーい!』と

心の中で叫び続けていたのだった。

 

冗談はさておき、男の人と車の中で話すのなんてどんぐらいぶり?高校の時にナンパされに行って車に乗って2人きりになる時以来かな?

ここでまた悲しい過去が思いだされる。

 

高校のときは、可愛くてモテるりおと2人でナンパスポットに行くと決まって

りおがモテる笑でも、りおはどちらかというとぽっちゃりタイプなので、中にはスレンダー体型が好きな男はあたしを選んでくれる。そういうやつは、顔よりスタイルだという事がわかる。

ナンパって相手もそうだけど、2人ともイケてるってなかなかないのよね。

でも、あたしも自分でいうのもなんだけど、そこまでブスではないと思う。

あっ、でもバカ殿メイクのまんまだからダメかと自虐笑

 

でも、男たちが言ってた「バカ殿メイク」って

どんなん?って考えてみたけど眉毛が太くて顔が真っ白ってことかな?

眉毛が細かったらエレキテル連合のあけみちゃんにもなる笑ようは色が白いってことだ!

 

近所のおばぁちゃんに言われた

「りょうちゃんは色白で美人ね〜」という言葉を真に受けていた自分が情けなくなっちゃうな。色白は七難隠すとはいうけど七難どころか

このメイクで少なくても7人は離れていったと思う笑

で、

漫才でいうボケとツッコミみたいな役割が分かれてて、大抵、イケテル方が可愛い子をもらって行っちゃうのよね。そんで残されたブス同士がくっつくというパターン笑あるあるぅーー

そして残されたもの同士はお互いタイプってことはまずない笑

 

でも、引き立て役ってお互いわかってるから案外、気が合ったりしてそこに変な友情が芽生えることもある笑

男女の友情成立!!

あっ!話が脱線してしまった!

 

男の人と、しかもイケメンと2人で車の中にいるってだけでドキドキする。

あっ、喋ると減点が増えるけど。

とにかく、一緒に食事をした。竜馬とは意外と話も合うのでその場で付き合うことにした。なんて告白されたのかは覚えてないけど。

 

告られたことだけは覚えている。

多分、ケロケロ王国語で言われたはずだ。

そこの部分だけ覚えていない。

ケロケロ王国の言葉はあたしの中で瞬時に忘れるようになってるんだろう。おそらく。

 

だけど、竜馬はなかなか、手を出して来なかったから、したとしてもキス止まりだった気がする。

だって!あたしの処女を奪ったのは

竜馬ではないからね!

 

あー多分、これドラマだと、勢いがなくて

間延びしてるドラマでつまらん!って離脱しちゃうパターンの展開だよねー。

よくあるのよね。あたしがハマっているドラマを友達にすすめたら

 

「あーそれ2話までは見てたんだけど、のらりくらりしてて面白くないから離脱しちゃった!」って言われるやつ!

「それが!今凄い面白くなってきたのよー!」ってやつね!

どっちがいいんだろうねードラマでも

 

1話、2話は面白くて段々失速していくのと

途中から面白くなっていくやつ!

 

まぁ、最初から面白いのにこしたことはないけれど、全くの素人が書いているわけだからそこは大目にみてほしいな。でもね!

 

たしかに!「何がモテ期だよ!何が肉食女子だよ!笑わせんな!ただの恋愛をダラダラ語ってるだけじゃねーかよ!って思ってる人多いと思う。

だけど、人間ってある事がきっかけで自分の奥底に潜んでいる何かが目覚めてしまうことがあるんだよね。

この時のりょうちゃんは、多分まだ自分の本能に気づいてないからだと思う。まだ眠っているんだと思う。

とりあえず波瀾万丈の人生を送ってきてるので

もっと、ぶっ飛んだ話から書くこともできるけど、自分でも時系列知りたいから

自分史みたく読み直したいし、順番通りに書いている。

 

中学校の時の話もあるんだけど……それはバカ殿メイクをする前の話だから

番外編で箸休めとして書こうかなと考えています。

あーまた脱線しちゃった。

 

さっき言った

だって!あたしの処女を奪ったのは

竜馬ではないからね!

ここ結構重要ポイント!!

 

しばらく竜馬と付き合っていたそんなある日のこと

あたしと竜馬と竜馬の友達の哲也くん、哲也の弟の幹也くん。哲也の彼女の佑梨ちゃん、幹也の彼女の沙樹ちゃんと

6人で哲也くんの家で飲んでたんだけど

 

まぁ、竜馬の彼女お披露目会みたいなやつ!

哲也くんは、竜馬の大親友で、哲也くんの彼女は佑梨ちゃん、佑梨ちゃんの妹の沙樹ちゃんの彼氏は幹也くんって感じで(ややこしい)

それはそれは人も羨む仲良しカップル!

しかも佑梨ちゃんも沙樹ちゃんも美人ときたもんだ!

 

哲也くんも高良健吾に似てイケメンだし、弟の幹也くんも、仲野太賀に似てまぁかっこいい!

でも、彼女いる人には、あたし1ミリも興味なかったから、カッコいいなとしか思っていなかったんだけど。

 

竜馬がその日飲みすぎて酔っ払ってしまって

あたしをお家に送っていけないって言い出しちゃってね。幸い、幹也くんがお酒飲めない人で飲んでなかったから、幹也くんの原チャリで送ってもらうことになった。

 

人生初の!ニケツってやつ!

「りょうさん、俺送っていくっけや」

 

あーーーまた訛ってるーって思ってたけど

イケメンだし笑

「はい!ヘルメット!大事な竜馬くんの彼女にもしものことがあったら俺殺されちゃうから」とポンッとあたしの頭にヘルメットを被せてくれた。

その時、ヘルメットから甘〜いムスクの香水の香りがした。

 

ヘルメットをつけて後ろに乗ったら

「捕まっててね!」って言われたので

ドラマにありがちな腰に手を回して背中にギュッとしがみついた。

 

人生初のニケツは、爽快で「このまま時が止まればいいのに!なんならまだ帰りたくない!」

って思ってしまった!

そしてしがみついている幹也くんのジャンパーから甘ーいムスクの香水の香りがずーっとしていて…

 

あっという間に家に着いてしまった。

でも降りたくないからそのまんま乗って行ったら

「着いたよ!」

 

そう言われたけど……

 

「ねーまだ帰りたくない」

 

心の声が咄嗟に出てしまっていたのだ。

 

「えっ?なんて言ったの?いま?」

 

「あっ。なんでもないよ!」

 

「まだ帰りたくないって?」

 

聞こえてんじゃん!と思いながら

 

「公園行こうよ!」

 

「俺も公園行きたいって思ってた!」

 

 

これってドラマにありがちなアレよね!

こんなことが現実に起こるなんて〜って浮かれていたけど、でもここで考えなくちゃいけないことがある。

幹也くんは哲也くんの彼女の妹の沙樹ちゃんの彼氏ってこと忘れてない?

そして!あたしは幹也くんの先輩の竜馬の彼女!竜馬は幹也くんのことめっちゃ可愛がってる。

この関係性って普通に考えてやばくない?

これへたしたら、恋愛関係のもつれによりあたしが刺されるとかないかな?って

 

一気に現実に引き戻された瞬間だったけど…

このまんま帰ることなんてあたしには出来るはずもなく。

2人で公園に行くことになったのだ。真夜中の公園〜ふぅーーーー!

 

★竜馬と私と幹也との恋に続く